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本当に肌に良い石鹸とは?

2018.10.3
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石鹸はもともと古代ローマ時代に羊の肉を火で炙った際に、滴り落ちた油と木灰が反応してできたのが始まりです。その反応物は汚れをとても落す不思議な物質であったことから研究が進み、今日の多種多様な石鹸があるのです。

木灰とは、野外でバーベキューなどを行った際にコンロの下に粉状に残る灰のことで、草木や動物の肉などを燃やした後に、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどの燃焼しない物質と炭酸がくっつき、粉の中にまみれて残ったものです。簡単にいうと天然のアルカリということです。

肉汁の中に多く含まれる油分と木灰の中に含まれる炭酸カリウムなどが仲良くくっついて、天然の粉石鹸が自然に出来上がっている訳で、もともと石鹸は天然石鹸が始まりなのです。

現在では、人工的につくられている数多くの石鹸ですが、油分とアルカリ分を反応させるだけで、いとも簡単に出来てしまうので、その油の種類やアルカリの種類を多様に組み合わせることで、とても品質の悪い石鹸から、質感がよくて本当に肌にとって良い石鹸までアレンジし放題なのです。

本当に肌に良い石鹸の条件とは?

では本当に肌に良い石鹸とはどの様な石鹸なのでしょうか?石鹸は基本的にはお肌の上に付着している油汚れを落すためのものです。そのため、日常、肌の上の脂汗や毛穴に詰まった脂汚れ等を落としてくれることが、何よりも大切なのです。しかし、販売されている石鹸の中には汚れを落す力が強すぎて、お肌にとってとても大切な角層や、その下にある細胞間脂質(バリアー機能)、そして天然保湿因子(保湿機能)までも、汚れと一緒に洗い落してしまう石鹸が少なくありません。この強すぎる過度な洗浄力こそが、悪い石鹸の典型的な条件であり、逆に『ほど良い洗浄力』こそが良い石鹸の条件なのです。

クレンジング、洗顔フォーム、洗顔石鹸の役割について、混乱されているお客様が多い様ですが、メークを落すのがクレンジングの役割であって、その機能を洗顔石鹸に求めてしまうと、とてもお肌を傷めることになります。かといって、ついつい面倒になり、1本で事足りないかと思いついて、つい手が出てしまうのが『メークが落せる洗顔フォーム』という便利グッズ。石鹸成分とクレンジング機能の合体で、メークも落せて、石鹸成分もしっかりと入っていますというのが売りなのです。

しかし、メークが落せる洗顔フォームを石鹸として評価した場合は、決してお肌に良い石鹸とは言えません。そう考えると、メークを落す場合はクレンジングで短時間ですばやくしっかりと落し、後で、ゆっくりと良質の石鹸でケアーするという考え方をオススメいたします。

本当に肌に良い石鹸は、肌のバリアー機能を奪うことなく汚れを落すため、石鹸成分がお肌に刺激を与えません。また、肌の保湿機能を奪うことなく汚れを落すため、洗い流した後のつっぱり感や肌荒れが少ないものです。

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肌に良い石鹸、悪い石鹸の見分け方

一見、良さそうに見える高価な洗顔石鹸ですが、市販されている数は無数にあり固形のものから液体のものまで、また香りやアロマオイルなど、癒し効果を加えたもの、○○エキスと美容液成分を加えて美容効果を強調したものなどもあります。では本当に肌に良い石鹸をどうやって見分けるのか。

◎商品の全成分表示を見て見分ける方法

『石けん素地』と表記されている商品はできるだけ避ける
理由は一度どこかの石けんメーカーが大量につくった石けんブロックを買ってきて、再溶解し、エキス、香りなどを加えてオリジナルなものを自社ブランドとして販売していることが多く、石けん素地自体が良いのか悪いのか判別しにくいためです。中には良質の石けん素地を自社にてつくりだめしておいてから後で使う製造業者もありますので石けん素地=粗悪品ということではありません

石けんをつくるときに使用する油(ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸)以外の成分で、クレンジングやメークが落せる洗顔フォームなどに良く配合されている合成界面活性剤、エステルと呼ばれる成分が混合されているものは避ける。
本来、石けんではメークは落ちないのが普通です。メークを落すためにクレンジングなどに配合されている洗浄成分を混合しているタイプの商品は、お肌にとってかなり負担がかかってしまいます。

アルカリ成分に『水酸化カリウム』を使用している石鹸を選ぶこと。石鹸は油とアルカリを反応させてつくりますが、その際に使用するアルカリに通常は水酸化ナトリウムを使用するのが一般的なのですが、ナトリウムは表皮のタンパク質を溶かす力が強く、使い方を間違えるとお肌を傷めてしまい肌荒れの原因となりやすいのです。そのため、本当に肌に良い石鹸は溶解力の弱い水酸化カリウムを使用して石鹸化していることが多いのです。そうすることで、ほど良い洗浄力と保湿力が保てるからです。商品の全成分表示を確認し、『水酸化カリウム』または『水酸化K』と明記されているかを確認してみましょう。

◎商品を使ってみて見分ける方法

もちもち泡に騙されない様にしましょう。もちっとした泡は石鹸に配合する油の種類の混合割合を変えることで、いくらでも簡単にできます。泡はもちもちしますが、その分、油分を奪いやすく、肌の大切な皮脂分まで根こそぎさらっていってしまいます。もちもち泡の石鹸には保湿成分を混合しないと肌の保湿力が保てなくなりますので、必ずグリセリンやアルコールなど、保湿成分が入っていることを確認してください。

洗い流した後にヌメヌメ、ヌルヌル感が残ってないかどうか、ヒリヒリ感がないかどうかよく自分の肌で試してください。石鹸の純度が悪い場合、油が完全に石鹸にならずに油として石鹸中に残ってしまいます。その場合、洗い流したあとに、いつまでもお肌がヌルヌルしたりして残存感が残ります。この種の石鹸は放っておくと油の酸化が進み、お肌に悪影響を与えかねません。また、油ではなく未反応のアルカリ分が石鹸中に残っていると、使用した後に肌がヒリヒリして刺激を覚えます。

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濃い石鹸と薄い石鹸の違い

プリンやゼリーを家庭で作る際、粉の分量と水の分量が明記されており、最低限度固まるのに必要な粉の量というのが、必ずあります。石鹸も同じ理屈があり、固形の石鹸の形にするのに必要な石鹸分というのは、約40%以上といわれています。それ以下になると、ペースト状や半練り状になってしまいます。洗顔石鹸で45%~75%濃度、手洗い石鹸で80%~95%といわれていますが、手洗い石鹸の水酸化ナトリウムで石鹸化したもので、顔を洗うと、かなり濃い石鹸をお肌に擦りつけることになり、お肌にとってはダメージが大きくなります。使用後にお肌がつっぱる現象は、強いアルカリ性の石鹸によって角層が反りあがり、一時的に保湿力を失うことが原因です。つっぱり感が気になる場合は、使用を避けましょう。

石鹸の硬さはなぜ違うのか?

一般的に、石鹸をつくる際によく使用される主な油には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸の5種類の油がよく知られています。何やら難しい銘柄の様に思いますが、南国のヤシの実から採れるヤシ油、アブラヤシから採れるパーム油、オリーブから採れるオリーブ油、動物のラード、イワシなどの魚類から採れるイワシ油などが原料となります。ただし、石油を精製して同じものも出来ますから、動植物油系なのか、石油系なのかは、メーカーに問い合わせしてみないとわかりません。

前述した油を混ぜ合わせる割合を少し変えるだけで、石鹸の硬さが変わり、硬い固形石鹸からペースト状や液体状の洗顔フォームみたいなものまで簡単に出来上がります。硬さのコントロールはステアリン酸やオレイン酸の割合を変えることで、調整することが可能です。石鹸と液体洗顔フォームのどちらが肌に良いかお悩みの方が多い様ですが、化学的には石鹸の硬さとお肌への影響はあまり関係がありません。使いやすさの問題ですので、自分にとって使いやすいタイプを選択するのが最適です。

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シルク石鹸(固形タイプ)⇒商品一覧
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 2018.10.3

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